このページではツーソンジェムショーがいったいどんな雰囲気なのかをお伝えします。2月の快晴の下で開催されるツーソンジェムショーの雰囲気はビジネスとはかけ離れた楽しい雰囲気です。
ツーソンミネラルショーの雰囲気はこんな感じ
山積みの鉱物
会場の裏手にはこんな感じで在庫品などが山積みです。フォークリフトでまとめてドサッと置いた状態です。夜中もこのままですが盗難は起こらないそうです。なぜならジェムショーの時は警備がかなり厳重だからです。ピストルを持った警備員さんがウロウロしています。
雲ひとつない青空
日本では雪が降る季節ですが、ツーソンは日中の気温が20度くらいの日が続きます。ごくまれに大寒波と重なることがありますが、日中は快適です。開放的な雰囲気なので売上もいいそうです。天気がいい日に値下げ交渉するといいかも。
巨大アメジストドーム
ツーソンジェムショーに来たら100%記念撮影する巨大アメジストドーム。ほとんどがブラジル産です。面白いことにほどんどに「SOLD」のタグが付いています。
巨大クリスタルロック
いわゆる「客寄せ」に置いてあるクリスタルロックもすごいです。滞在3日目くらいには見ることもしなくなるほど見飽きてしまうくらい、どの会場でも見かけます。
新種に出会う確率
ツーソンジェムショーは世界最大規模のため世界中からお店もお客さんも集まります。一攫千金を狙う業者が新種の鉱物を持ち込むため「青田買い」のチャンスもあります。
選ぶ楽しみ&腰痛
この中から自分の理想の物を選ぶ楽しみはツーソンジェムショーならではです。と、同時に連日、中腰の姿勢で選び続けると腰痛になります。ジェムショーには体力も必要です。(半分冗談ですが半分本気です)
本人は真剣です。
ツーソンジェムショーでは色んな物が集まりますが中でも隕石や化石は人気があります。たまに「ふぐ」や「ワニ」も売っています。誰かが買っているのは事実です。日本でいうところの熊の置物か。
博物館レベル
ツーソンジェムショーでは博物館に飾るような物も見ることが出来ます。(もちろん購入可能!)ジェムショーでは世界中の良い物を見て、自分の価値観を磨くいい機会でもあります。
人と同じ道は行かない。
ジェムショーでは販売側は熾烈な競争です。楽しそうに見えても価格競争です。そんな中、自分の道を独走するお店も存在します。こんなお店にも出会えるのが楽しみのひとつです。話好きな店主が多いこと!
フラット買いしてなんぼ
ジェムショーでは気に入った石を1個だけ買うことも可能ですが「Flat(フラット)」と呼ばれる販売スタイルもあります。「この箱全部で$300」的な感じです。
ご自由にお水をどうぞ
原石を売っているお店にはほぼ必ず「霧吹き」が置いてあります。その霧吹きを使って原石を濡らして色味を確認します。まずは霧吹きの達人になることがジェムショー攻略の第一歩です。
ライティングに騙されない
ほとんどの室内の会場では鉱物を綺麗に見せるために強烈な照明を置いています。その照明の下では綺麗に見えても、普通の明るさだと綺麗に見えない場合があります。「女優ライト」に気をつけよう。
アジアンが人気
ジェムショーと言ってもなぜかアジアン家具やアジアンカーペット、アジアン洋服?などのお店がたくさんあります。欧米系にはヒットするらしくて意外と人気があります。
Aマウンテンを望む
ツーソンにはアリゾナ大学があります。アリゾナ大学はツーソンにとってもの凄く大きな存在です。その昔アリゾナ大学の学生が山に石を積み上げたのが始まりです。「えーまうんてん」と言えば通じます。
まとめ
ツーソンジェムショーはとても解放的な雰囲気のなかで開催されています。冬ですが日中は暖かいので気分も最高です。ツーソンミネラルショー裏話やツーソンジェムショーで気をつけるべきことなども参考にしてください。