このページではツーソンジェムショー(ツーソンミネラルショー)の新型コロナウイルスに関連する影響や、日本から渡航する人が気をつけるべきこと、そして最新の現地情報などをまとめています。
このページの情報は2022年12月頃に更新する予定です。
理由は渡航規制がコロコロと変わるためです。最新情報を知りたい方はご自身で政府サイトを参考にしてください。
どんな影響があるの?
2021年時点でもコロナによって様々な影響が生じています。
渡航に関する影響
2021年11月29日時点、日本とアメリカの往来は禁止されていません。
しかし、日本へ帰国する際に、検査証明書の提出や強制隔離および自主隔離などが義務付けられているため「往来はすごく大変」な状態です。
とりあえず【2022年ツーソンジェムショー向け】知っておくべきことのまとめを読めば、なんとなく大変な事情が分かると思います。
ソーシャルディスタンスとマスクが必須
どの会場でもソーシャルディスタンスとマスク着用が義務付けられます。
会場によっては「体温チェック」も要求されるかもしれません。事実、2020年秋のツーソンジェムショーでは「JOGS」や「G&LW Gem Mall, Holidome」では入場前に体温チェックがありました。
これらの影響は感染防止意識が高い日本人からしてみれば問題ないことでしょう。しかし、会場の入り口や休憩スペースでうっかり忘れてしまうと、注意されたり嫌な顔をされたりする可能性があります。
いつものツーソンジェムショーとは違って、気分を害したり嫌な思いをするなど精神的な影響を受けるかもしれません。
2022年のツーソンジェムショーは諦めたという人は、日本国内のミネラルショーに行ってみましょう。
ワクチン接種が義務化された
2021年11月8日からアメリカ入国の際にワクチン接種が義務化されました。
ワクチン接種証明がなければ日本を出発することができません。カナダやメキシコからアメリカに入国する際もワクチン接種証明が必要です。
ワクチンを接種していない人は実質的に渡航不可な状況です。
日本から渡航する人が気をつけるべきこと
次に、日本からツーソンに来る人が気をつけるべきことをご紹介します。
アメリカへの入国および日本への入国いずれにおいても様々な制限がありますので、この点をよく理解してツーソンへの旅程を計画しましょう。
日本からアメリカへ入国する時の注意点
日本からアメリカへ入国することは比較的容易とされています。
しかし、コロナ陰性を証明する「陰性証明書」と「誓約書」の提出が義務付けられているので注意してください。
日本からアメリカへ行く際のことは【日本→アメリカ】準備すべきものや注意点は?現地でやるべきことにまとめてあります。
アメリカから日本へ入国する時の注意点
アメリカから日本へ帰国するのは「すごく大変」です。
2021年9月時点、以下のことが要件として定められており、これらに対応できない場合は帰国(入国)できないので注意してください。
- 検査証明書の提示
- 誓約書の提出
- 質問票の提出
- 監視用アプリの実装
到着後3日間の強制隔離措置(アリゾナ州が対象)- 14日間の待機期間
とくに大変なのが「検査証明書の提示」です。
アメリカでコロナのテストを受け、なおかつ厚生労働省が厳密に定める内容を網羅した陰性の証明書を書いてもらう必要があります。
検査証明書については日本へ帰国時に絶対必要な「検査証明書」とは?をよく読んでください。
アメリカから日本へ帰国することがどれくらい大変かは変異株の水際対策強化で3日間強制隔離された時の様子や【実体験】14日間の待機期間とは?罰則は?やってはいけないことなどを参考にしてください。
アメリカから日本へ帰国する際のことは【アメリカ→日本】帰国時の流れや自主隔離、コロナの影響は?にまとめています。
このサイトからのアドバイス
2022年のツーソンジェムショーに来ることはおすすめしません。
理由は、アメリカ入国時のトラブルの懸念、感染状況が流動的であること、そして日本帰国時の制限が厳しいためです。
個人的には「情報の錯綜」も厄介な問題だと思います。
とくに、アメリカはコロナに関する制限が「国のルール」や「州のルール」など曖昧で、そのルールがいつからどのように適用されるのか、日本人が正確に理解することは容易ではありません。
また、日本政府が入国者に対して定める要件が非常に厳しいことや、古典的な手法にしか対応していないため、帰国がすごく大変です。
ツーソンミネラルショーに行ってみたいから、過去に行ったことあるから、なんとかなるでしょ!みたいな考えの人は、悪いことは言わないのでやめた方がいいですよ。
2022年は日本国内のミネラルショーに行くのが無難だと思います。
ツーソンの新型コロナウイルスの状況
ツーソンでは、新型コロナウイルスの感染者数はピークだった2020年3月から5月頃と比較すると鈍化傾向にあります。
レストランやスーパーマーケットなどではマスク着用を要求されますが、マスクさえしていればほとんど支障はありません。ソーシャルディスタンスも自然な感じで成立しています。ツーソンに来てしまえばコロナの影響をそれほど感じることはないでしょう。
ツーソンのコロナに関連する情報は、市政府ホームページのCity of Tucsonが発表しています。
参考サイト:City of Tucson
アリゾナ州全体の感染状況を知りたい人はArizona Department of Health Servicesを参考にしてください。
まとめ
2022年のツーソンジェムショーは、余程のことがない限り来ないほうがいいと思います。ご紹介したようにアメリカ入国時、日本への帰国時など大変なことが多すぎです。
もし、ツーソンジェムショーに来る場合は、インターネット上のブログや個人体験記などは参考にせずに、必ず信頼できる「政府のサイト」を参考にして情報収集してください。